Unitree As2とAs2-W比較:脚・車輪・積載・稼働時間・開発権限

先に選び方を示すと、Unitree As2は約20kg・12関節の脚式四足ロボット、As2-Wは7インチ車輪と16関節を持つ約25kgの車輪脚式です。狭い不整地や階段が多ければAs2、長い通路や舗装された巡回路で移動距離を稼ぐならAs2-Wから実証します。

最高速度や静止積載量だけでは決められません。同じ搭載重量で稼働時間、路面切替、傾斜、段差、IP54、センサー、計算機、二次開発権限を比べます。ロボットセンサーの選び方ロボットのエッジAIロボットのリスクアセスメントも実証項目の整理に使えます。

As2は脚式、As2-Wは車輪脚式という違いから選ぶ

As2は720×378×457mm、バッテリー込み約20kg、12個の関節モーターを備えます。As2-Wは721×493×521mm、約25kgで、16関節と直径178mmの7インチ車輪を使います。幅と重量は増えますが、平坦路では車輪の効率を得られます。

脚式は足場を選びながら階段や不整地を進み、車輪脚式は通常は転がり、路面が変わると脚を使います。通路幅、敷居、ケーブルカバー、階段、排水溝、砂利、旋回スペースを実ルート上で確認してください。

項目As2 XAs2-W X運用上の意味
構造12関節の脚式16関節・7インチ車輪脚式路面切替の方法が異なる
重量約20kg約25kg搬送・回収方法に影響
立位寸法720×378×457mm721×493×521mmAs2-Wの方が幅広く高い
最大関節トルク約95N・m約95N・m同じトルクでも走破結果は同じではない

静止積載と連続移動積載は別の能力値である

As2 Xの公式表は最大静止積載約65kg、連続歩行積載約15kgを示します。As2-W Xは静止約150kg、連続移動約16kgです。静止時の数値を、旋回や斜面を通るセンサー荷重の上限として使うことはできません。

重心高、取付剛性、急停止、横傾斜、ケーブルの張力で余裕は変わります。実搭載物を付け、目標斜面で発進・停止・旋回・復帰・非常停止を反復して連続積載を確認します。

稼働時間は搭載重量と移動条件をそろえて読む

As2 Xは無負荷で約4時間・20km、15kg搭載で2.5時間超・約13kmです。As2-W Xは無負荷で約3時間・30km、16kg搭載で2時間超・約25kmと記載されています。稼働時間ではAs2、走行距離ではAs2-Wに強みが見えますが、搭載条件は1kg異なります。

温度、路面抵抗、傾斜、待機時間、センサーと拡張計算機の消費電力で結果は変わります。帰還分の電池残量を確保し、実際の巡回ループを3回以上走らせてP50とP95の消費電力量を測ります。

公称条件As2 XAs2-W X
無負荷約4時間・20km約3時間・30km
搭載時15kgで2.5時間超・13km16kgで2時間超・25km
速度0~3.7m/s、最大約5m/s0~3.7m/s、最大約6m/s
斜面約40°約45°
山岳救助機関が試験したUnitree Go2四足歩行ロボットの正面
実写はUnitree Go2であり、As2またはAs2-Wではありません。脚式・車輪式、積載量、稼働時間、開発者アクセスの差を裏付ける写真ではありません。 出典: HotNewsRomania; HotNews Romania – Adi Iacob, Ovidiu Popica. ライセンス: CC BY 3.0.

段差性能とIP54は現場での成功率を保証しない

詳細表ではAs2 Xが25cmの階段、As2-W Xが30cmの階段と約0.4~0.8mの最大乗り越え高さを示します。濡れた金属、崩れる角、斜め進入、揺れる搭載物でも同じ成功率になるとは限りません。

両X版のIP54はメーカー公称の保護等級です。防水という一語に置き換えず、粉じんと水滴への保護範囲として扱います。浸水、高圧洗浄、塩水、長時間の強雨は別途確認が必要です。

二次開発はAs2 X・EDUとAs2-W X・EDUで確認できる

As2の現行表ではAIRとPROが二次開発非対応、XとEDUが対応です。As2-WはXとEDUの両方が対応と記載されています。Unitree公式沿革はAs2の発売日を2026年2月24日と記録しているため、発売時の記事より2026年8月7日の現行表を優先します。

EDUでは充電ドックや高性能計算拡張ドックの構成も分かれます。ただし対応という表示だけでSDK層、低レベル制御、シミュレーター、安全制限、地域別サポートを推測せず、見積書にマニュアル版と提供範囲を記載させます。

Unitree As2とAs2-W比較:脚・車輪・積載・稼働時間・開発権限の重要な確認点4項目をまとめたモバイルカード
記事で引用した公式情報と比較表を基にPhysical AI Labが制作した編集カードです。 出典: Physical AI Lab. ライセンス: Owned original.

価格非公開なので見積書には任務用一式を入れる

両ページとも価格はContact Salesで、税金と運賃は別と記載されています。本体だけでなく、予備電池、充電器・ドック、LiDAR、計算機、通信、コントローラー、SDK、教育、保証、輸入費、予備部品まで比較します。

選定前に24時間の任務表を作り、路面比率、平均・最大搭載、充電時間、通信圏外、手動回収を記録します。同じ搭載物で両機を試し、完走率、介入回数、消費電力、終了時温度で決めるのが確実です。

よくある質問

As2-Wはどの路面でもAs2より速いですか?

いいえ。平坦な長距離では車輪が有利ですが、狭い階段や不規則な足場、車輪が滑る路面ではAs2が適する場合があります。実ルートで比較してください。

As2 AIRとPROで二次開発はできますか?

2026年8月7日の公式表ではAIRとPROは非対応、XとEDUは対応です。購入直前に地域別の提供内容と最新マニュアルを再確認してください。

IP54なら雨中で連続運用できますか?

IP54はメーカー公称の粉じん・水滴に対する保護等級で、浸水や高圧洗浄を保証しません。搭載機器とコネクターを含む現場試験が必要です。

確認した公式情報

2026-08-07